動物会議

どんなエコ? 動物から見た人間の世界、を想像してみると...
誰と どこで □□□する ひとりでどこでもよむきく
解説

動物が会議をしたよ、という絵本の紹介です。

2115168574_235742f2bb.jpg
Creative Commons. Some Rights Reserved. Photo by etrusia_uk (Away)

あらすじはこんな具合。

大きな戦争がおわって、世界の国々の偉い人たちが集まって、平和についての会議をしている。でもいつまでたっても話はまとまらず、平和は実現しない。そんな様子を見ていた動物たちが、ついに立ち上がり、動物だけの会議を開く! 
「子どもたちのために!」というスローガンをかかげて、ライオンのアロイスや、象のオスカールたちを中心に会議をまとめた動物たちは、人間たちと契約を結ぶことを迫るが...。

いまの日本やほとんどの国では、ものごとを決めるときはだいたい、選挙で選ばれた人がどこかに集まって会議をし、話し合いをして、必要なときは多数決をして決めることになっています。でも地球の未来にとって大切な話し合いの場に、大切な仲間であるはずの動物たちがいないじゃないか、とケストナーさんは思って、この物語を書いたんでしょう。

 doubutsu-kaigi.gif
動物会議
エーリヒ・ケストナー
ヴァルター・トリアー 絵
池田 香代子 訳

さて、とっても面白いけど、ファンタジーの世界のお話でしょ、と思ったあなた。
実は、動物たちを、実際に会議に参加させた例があるんです。それは「アマミノクロウサギ訴訟」という裁判。

これは、奄美大島の森にゴルフ場建設の計画がもちあがったとき、その森に棲むウサギやオオトラツムグミなどの動物を守るために、研究者や住民と一緒にアマミノクロウサギが、原告(訴える側)の一員として参加した、というお話です。厳密には、アマミノクロウサギが自主的に手をあげて裁判に参加したわけではないのですが(実際に、裁判では原告としては適当ではない、とされた)、その思いと意図は、裁判官にも伝わったようです。

詳しいお話は、原告の弁護士の方のお話(アマミノクロウサギ訴訟などを通じて「自然の権利」普及に取り組む弁護士 籠橋隆明さん @ 環境Goo)や、「自然の権利」ホームページなどを読んでみてくださいね。

必要なもの

動物の気持ち

投稿した人 エコプラザ

体験を投稿する

名前
ウェブサイト
メールアドレス
※表示されません
体験した感想・コメント

トラックバック

トラックバックURL

ページTOPへ