「世界最小のエコ文学」を書く

どんなエコ? 17文字で、自然についての詩を書く
誰と どこで □□□する ひとりでなかまとどこでもさわるよむみるきくかぐ
解説

俳句は、世界最短の詩。日本だけでなく、外国でも少しづつ流行しているみたいです。
ところで、俳句はどうしてエコと関係があるんでしょう? その秘密は、「季語」にあるのです。

もっとくわしく!

1 俳句の基本は「5・7・5」
俳句は、(5文字)(7文字)(5文字)、のリズムで作る、という決まりがあります。たとえば、

朝顔に つるべとられて もらい水
あさがおに(5文字) つるべとられて(7文字) もらい水(5文字)

といった具合。これは例外も認められていて、使い方によってはなかなかの効果を作ることもできますが、最初は5・7・5で作りましょう。

2 俳句には「季語」が必要
もう一つのルール、「季語」。これが俳句のもうひとつの大きな秘密なのです。季語というのは、季節をあらわすための決まった用語のこと。さきの句の場合は、「朝顔」がそれにあたります。ちなみに朝顔は「夏」を表す季語。このような、季節を表すために決まっている言葉が、俳句の世界ではたくさんあります。

(春をあらわす)ひよこ 燕 ミモザ アスパラガス
(夏をあらわす)百合 昆布 こうもり あゆ

などなど。俳句を本気でやろうとすると、この「季語」をともかく覚えていく必要があります。
ちなみに季語と、その季語を使った俳句がたくさん載っている「季語大辞典」、とでも言うべき本が「歳時記」です。

3 俳句の肝は、「自然の中の人間」をとらえること

さきの句、「朝顔に つるべとられて もらい水」をもう一度読んでみましょう。これは、

朝、水を汲みにいったら、朝顔のつるが井戸にまきついていて、井戸の水をくみ上げるとそれが切れてしまうなあ、ということで、となりのお家に水をもらいにいきましたとさ

というシチュエーションをうたっています。今となっては井戸がある生活を想像するのもなかなか大変かもしれませんが、この句を詠んだ人が、朝顔にどんなふうに接していたか、ちょっと伝わる気がしませんか? 

朝顔の、朝のがんばりに、ちょっとゆずるヒトの気持ち。俳句にはこんな歌がたくさんあります。「季語を入れる」というルールによって、ヒトと自然の関係を詠む、というのが俳句の基本姿勢になったんですね。


参考図書として、『歳時記』『奥の細道』(松尾芭蕉)

必要なもの

紙と鉛筆、観察力

投稿した人 エコプラザ
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